『で、お話とは?』 不機嫌そうに聞いた。 「そうね。貴方ももう20歳。立派な大人」 『それで?』 「貴方に結婚して欲しいと思うの。相手はレイン王国の王妃ユキ姫よ」 『…少し考えさせてください』 「ええ、いいわ。なるべく早い返事待ってるわ」 『はい…』 ―…バタンッ。 ムーンはぐーっと伸びた。 『ユキ姫かぁ〜絶対やだ。だってアイツ、ギャーギャーうるさいし』