「ここだけの話。俺も同じ中学だったんだ」 無邪気に笑った。 その顔は充そっくり。 「しかも愛生チャン番長だったでしょ?」 『うっ…なんでそこまで…?』 「俺も番長だったんだよ」 「「えー!!」」 充くんとハモった。 「病院内は静かにね」 『すいません』 「知らなかった」 充くんはまだ信じられないといった顔をしていた。