「陽太くんの病室行くかい?」 『はい。行きたいです』 「俺も行く」 「じゃあ行こうか」 お父さんの案内で陽太の病室へ向かった。 しばらくすると充くんのお父さんが口を開いた。 「愛生チャン中学は銀澄学園じゃなかった?」 『何でご存知何ですか?』 嬉しそう笑うお父さん。