碧「俺、家にいるから。早く帰ってこい」
あ。真剣な声になった。
「わかった」
ピッ
何かあったのか…?
兄貴の真剣な声は、あんまり聞いたことがない。
合ったとしたら…
抗争とかの時とか仕事があるとき。
それ以外は、ない。
私は、ダッシュで家に帰った。
ーーガチャ
「ただいま」
「璃乃~!!」
ーーギュー
久しぶりに帰ってきたら…
これなんだよな…
本当に困る。
「…早く離せ」
私は、低い声で言った。
「ご、ごめん!!」
バタバタ バタバタ
バンッ
「璃乃!!」
兄貴が慌てた様子で私のところまできた。
なんだよ…?
うるさいんだよ…
「…何?」
碧「…ホッ よかった…」
主語を入れろよ!!
わかんないだろうが!!

