意地悪な幼なじみの君に恋をした




ずっと道を歩いてると、俺の腕をぐっと引っ張ってきた。


「郁理……手…繋ぎたい」

「ん…いいよ」

「ほんとにカップルって感じだね」


手とか初めて繋いだかも。

幼稚園の時ならずっと手繋いでたけど、おっきくなってからは初めてだ。


小さくてあったかい手。


「ねー郁理…お腹空いたぁ~…」

「なんか食うか。どっかあるか?」

「昨日行ったとこでもいいよ。この時間なら朝と昼一緒だね」

「彩葉がずっとバテてたからなっ」

「うーひどいっ!」


彩葉の提案で昨日行ったレストランで、朝食兼昼食をとった。

レストランを出たあとは、水族館を目指す。