「お前、こんな仕事 早くやめろよ?」


「はい!!とか言わないから」


「ったく…」


私達はなぜか笑い合っていた。


あの頃は…
こんな事 あり得なかった。


先生はみんなにとって王子様的な存在で、到底 私なんか見てくれなかった。


遠くで見ているだけで良かった…