あんなところまさか見られてるとは思わなかった。


あれはたまたま帰ろうと下駄箱で靴を履き替えようとしたら佑衣ちゃんの下駄箱にゴミが入れられてたから取っただけ。





「あのときからずっと君が気になって。でも接点もないしどうしていいかわからなくて。でもたまに見かけるたびにずっと声を掛けたいって思ってた。会いたいから下駄箱で待ったりもしてたんだ。だからあの手紙もらったときはほんとに嬉しかった」





「・・・かいくん」