言葉を濁らせる。 しかし、土方は雅を中にいれた。 「眠れないか」 そう聞きながら、土方は一枚の紙に視線を落とす。 雅も、その紙を覗きこんだ。 「何ですか?それ」 よく見ると、銃の図が書いてあった。 文字もびっしりとあり、頭が痛くなりそうだ。 「銃の勉強も、しないといけないからな」 「へぇぇ……」 納得したように頷き、部屋をぐるっと見てみる。