── ─── ──── 「雅さん⁉目がすごい腫れてますよ⁉」 「……」 (えっ?) きょとんと、雅は固まる。 (何?何で、時尾さんがここに?……え?ここどこ?) ドォンッ!と、大砲や鉄砲の音も聞こえていた。 真っ白な煙で咳が出そうになる。 目の前にはたくさんの怪我人。 「雅さん⁉」 すると、遠くから八重が駆け寄ってきた。