「だから、新選組と行動する事を許可します。ただし、何かあればまた別の方法を考えます」 雅はびっくりして、近藤を凝視した。 そして、土方の方を見ると……大丈夫だというように、深く頷いている。 雅は慌てて近藤に向き直り、頭を下げた。 「ありがとうございます、近藤さん」 「いえ。では、さっそく仕事を頼みたいのですが……」 近藤は、雅に仕事を一つ一つ、丁寧に教えた。