オーランドは自分の体に入ってくる悪魔を、必死で外に押し出そうとした。
しかし、なかなかうまくいかない。
でも、あきらめたら。
やめたら、父親が……
オーランドは無我夢中で叫んだ。
『お父ちゃんをいじめるな!!
このボケェェェェェェッ!!』
その途端。
体中が燃え上がるような熱さが、オーランドを焼いた。
『うわああああぁぁぁぁっ!!』
何が起こってるのか、彼自身もよくわからなかった。
オーランドはそのまま、意識を失ってしまった。
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