天使の歌


首が隠れるくらいの長さの金髪。

蒼い左瞳。

陶器のように白い肌。

そして。

――紅い、右瞳。

「……セティ……?」

銀髪では無いし、翼も無い。

歳も10歳くらいだ。

しかし、その顔立ちは、大好きな彼と、そっくりだった。

紅夜は真っ直ぐにキュティを見つめ。
















「……キュティ……?」

人界では、家族しか知らないキュティの名を、そっと囁いた。