ツンデレ彼女

そして、奈緒子の用意が終わり恵梨香達は移動教室へと向かった。




キーンコーンカーン…




丁度チャイムが鳴り、みんな席に着き先生が来るのを待っている。




しかし、先生が来る前まではみんな席には着くがガヤガヤと周りの友達と話している。




(ふぁ〜…)




恵梨香が少し口を覆う仕草をすると奈緒子はすかさず話し掛けてくる。




「寝不足なの?……もしかして、例のあの人?(笑)」




「う〜ん…そーだよ」




「きゃぁ〜相変わらずラブラブだよね〜!」




奈緒子は恵梨香の恋愛事などについて、しつこく話を聞きたがる。




恵梨香は、知らん顔をするかのようにスルーしていた。




「もう!ツレないんだから〜!」




恵梨香の反応がないことが、少しつまんなかったのか奈緒子は恵梨香の脇腹を突っついてきたのだ。




「ひゃん!!」




恵梨香はビックリして、体がビクッとなり跳び跳ねそうになった。




「可愛い〜悲鳴ね〜♪」




「何するのよ、全く。」




奈緒子は満足そうな顔になった。




すると…
ガラガラ〜




扉が開く音が聞こえた。




カツッカツッと教室をヒールのある靴で女の先生が歩く。




リーダーがタイミングを見計らって、キリーツっと声を出す。次は礼と、お辞儀をする。これが先生が来たときの挨拶とルールになっている。




先生は、みんなが座ったのを確認すると出席をとり、授業を始めるのだった。




「それでは、教科書〇〇ページを開いてください」