その手がだんだん上の方にくる。 もうやだっ‥ 思わず目を閉じたその時。 「おっさん、そういうのやめなよ。」 頭上できこえる声。 狭い車内の中で誰かのうでの中に引き寄せられる。 「ひゃ‥」 「もう大丈夫だから。」 耳元で囁かれる。 この声、どこかできいたことある‥