「そうかなー‥」

「はい、できた。テーピングしたから少しは楽になったと思うけど‥」

ベッドから降りて立つ彼女。
「ほんとだ!!すごい楽だよ!ありがと!じゃあ、委員会、行かなきゃ。」

「え?いいよ、俺いってくるから。」

「いやでも‥」

「いいから。休んでて。多分30分くらいで終わるからここにいて。送る。」

「いや、1人でかえれ‥」

「いいから黙って。おとなしく休んでて。帰りにカバンとってくるから。」

俺は早口にそう言うと花田が何か言う前に保健室からでた。

なんでだろう‥
なんかほっとけないんだよな‥