「はぁっ…はぁっ……」 電車にはなんとか間に合って、バイト先の駅で降りるとあたしは急いで城崎さんの待つ店へ向かった。 「今日」ということが、いったいどこを示すのか分からない。 0時を示していたら、彼はもう帰っているかもしれない。 今更遅いのかもしれない。 だけど…… 「おね…がっ……」 走らずにはいられなかった。 そして最後の曲がり角を曲がり、お店が見えたとき 「しろ………裕翔っ!!」 店の前に、彼の姿があった。