視線をリカルドに移して
彼の寝顔をじっと見ていると、
彼が目を覚ました。

『おはよう』
「おはよう、もう起きてたんだ?」

彼はちょっと寝ぼけた顔で
あくびをしていたけど、
急にハッとした顔をして、
ガバっと起き上がった。
どうしたんだろう?


彼は机の引き出しから、
何か小さい赤い袋を取り出して
私の横に座った。


「誕生日おめでとう、アモーレ!
これ、キミにプレゼント。
開けてみて」

そうか、今日は10月18日か。
私の誕生日。

促されて開けてみると、
中には銀のチェーン・ネックレスが
入っていた。

天使の絵が施された薄いメタルの
ペンダントが下がっている。