かしゃかしゃかしゃかしゃ
ぐつぐつぐつぐつ


窮屈すぎる台所で、
2人一緒に料理をする。

私はただ混ぜたりするだけで、
調理など料理の大部分はリカルドがする。

私が手を加えようもんなら、
間違いなく台無しになる。


オニオンとアサリの香りが漂って来た。
かしゃかしゃとアサリ同士が
ぶつかり合う音がする。



オニオンとアサリの絶妙なハーモニーが
口の中で広がる。
コクがある。

『おいしい!』

リカルドはちょっと得意げに微笑んだ。