ブラック プリンセス Ⅱ



「お前が踏んでいるやつは
だれだ?」


図書室に響く
冷えきった低い声。


瑠璃は一瞬
体をびくつかせた。


「えっ…と。あの…その…」


「俺たちに言えないような、
相手なの?瑠璃ちゃん?」


優しく、だけど確実に

冷めた声。


そして、


「その足どけろ。」