あの後も、ずっと心は波打ち、 眠れない夜が続き、 食欲もなく… 生きているって実感さえ忘れそうになるときもあった。 そんな時期が何年も続いた。 限界って思ったときも、 数えきれない。 でも、わたしは周りに恵まれた。 そういった人たちに助けられた。 それに… どこかできっと、彼に見守られてる。 夜になると星を眺めながら、 「いつだってわたしは、一人じゃないよね?」 暗示のように呟いていたんだ。