携帯小説~誰かのための予言~

――放課後。


もしかしたら問い合わせの返信が来るかもしれないと、アサコと二人教室で待っていた。



「ハナ! 一緒に帰ろう」

ワカナはすっかり元気を取り戻していた。

以前のような明るい表情だ。

「ごめん…。ちょっと」

私はバツが悪かった。

あんなに、もう携帯小説ザクロはやめようって話していたのに、それをあっさり覆してしまった。

私の表情をワカナは見逃さなかった。

「ハナ、もしかしてまだ携帯小説…」

「ごめん。ごめん、ワカナ。私やっぱりがまんできなくて…」




bubububububu…。


メールが来た。



私は慌てて画面を確認する。