携帯小説~誰かのための予言~

私はアサコに話した。

『誰かのための予言』を偶然目にしたこと。

mayaという作家が書いていること。

シュンスケ先輩のこと。

ナオミ先輩のこと。




そして――。



――ヒトシさんのこと。




「それだけじゃないの。さっき授業中に見たら、まるで私宛てみたいなメッセージまで書いてあって…」



あのときの感覚が再び蘇ってきた。

体が震える。




アサコは黙り込んでしまった。