携帯小説~誰かのための予言~

「よし! このアサコ姉さんになんでも話してみな」



校庭のベンチでお弁当を広げる。

ここなら誰もこないし。



「実はね、最近へんなことに巻き込まれてばかりでさ。だから私の不思議オーラのせいかななんてまじめに思ったりして…」

「ごめん、ハナ。このまえ言ったの気にしてたんだ」

「いいの、そんなの。あやまんないで」



アサコって同級生だけど、ちょっと大人びてる。

だからだね、アサコに話そうって思ったの。

ワカナだと、怖がりすぎちゃうから、

なんかかわいそうになっちゃってね。

その点、アサコなら大丈夫って思う。

なんでも受け止めてくれそうな気がする。



「携帯小説ザクロって知ってる?」