携帯小説~誰かのための予言~

ナオミ先輩は出血が多くて、一時期重体だったけど、なんとか一命は取りとめた。



警察が調べたところによると、確かに包丁はナオミ先輩がホームセンターで買ったものだって裏がとれているらしい。


でも、ナオミ先輩は、包丁のことはおろか、早田くんをののしったことも何もかも憶えていなくて。


結局、早田君が嘘をついているのかどうなのか、誰もわからない。





でも確かに言えるのは、ナオミ先輩はそんなことをする人じゃない。


告白されたとしても、相手を傷つけないように断ることのできる人だ。