携帯小説~誰かのための予言~

次の日、学校はたいへんなことになっていた。

校門の辺りには、テレビ局の人たちがたくさん来ていた。

見たことのあるワイドショーのレポーターもいる。

生徒が通るたびに捕まえ、ナオミさんの事件のことを聞き出そうと必死だ。



私とワカナも校門に入る直前に、レポーターに捕まってしまった。


「被害者の藤野ナオミさんとはお知り合いですか?」

ワカナが涙を浮かべてレポーターを睨む。




ワカナ、この人たちに何言っても無駄だよ。

適当に脚色して興味本位な事実にされちゃう。




私はワカナの腕をひっぱり無理やり校門の中へと押し込んだ。