携帯小説~誰かのための予言~

「私、考えたの。学校裏サイトに書き込んでやろうって。まるで山木トモが生きてるみたいに…。山木トモの名前で書き込むのは亡くなった人だし気がひけたわ。だから逆さから読んで、ハンドルネームを元木マヤにしたの。もちろん亡くなった山木トモを匂わせたわ。犯人たちにわかってもらわないと意味がないからね」


アサコならやりかねないと思った。

年齢より少し大人びていて頭のいいアサコ。

好奇心旺盛だし、正義感もある。

同じ中学の女の子が自殺したとしたら、彼女なら行動を起こすだろう。



「で、元木マヤとしてその裏サイトにはなんて書いたの?」

「自分を中傷し死に追いやった人たちのことを許さないって。呪いをかけて一生苦しめてやるって」



アサコは遠い昔のことを思い出すように、目を細めた。