恋敵!~コイテキ~

五歳の頃ー…

直哉「できた!お城!」

俺と陽真理が五歳で小さい砂場で遊んでた。この時はまだ2人共お互いの事を知らなかった。

隣に陽真理がいる。けどこの頃の俺は陽真理と初対面だから、可愛い女の子だなぁって思った。


くっ…!


なんか雪うさぎ的なの作ってる!
それを見て「うしゃぎしゃん!」と言ってる!


そのあといじめっ子がやってきて、俺を驚かす。


直哉「や…やめてょ」

いじめっ子A「よく聞こえね!」
いじめっ子B「お城なんて変なやつ!」
いじめっ子C「バーカ!」

直哉「あぁぁんっ」

壊されてゆく。どんどん…

陽真理「はぁ…」

直哉「うぅ…ぅわーーーーん!」

陽真理「弱いもんいじめしか出来ないんだね。へぇ」

いじめっ子C「…えぇ…」

陽真理「じゃ、あんた達は綺麗なお城作れんの?」

いじめっ子A「あぁん?」

いじめっ子A右の手を拳にして殴ろうとすると陽真理はそのあげたうでを掴みひねる。

いじめっ子A「いでっ!」

陽真理「まぁ…無理だろ~けどね。今、砂場、陽真理達が使ってるし」

「「「くそぉ!覚えてろぉ!」」」

陽真理「ハモっちゃって…仲いいね」

俺はドキドキしてたけど陽真理はすぐ公園から出て最後は笑顔で

陽真理「お城!上手だった!頑張れ」

これが俺の初恋ー…

けど陽真理は男子だし、初恋にならないか。はぁ