「花火、いっしょに見ような」



そう言いながら、私の髪を弄ぶ冬哉。



「っ……うん///」



……すごく嬉しい。



体育祭頑張らなきゃ!



体育委員──…それだけが不安要素なんだけど。



「何かあったら絶対、俺に言えよ?」



───きっと大丈夫だよね…