それから、少しの時間差でかぁっと顔を赤くする。 ………すげぇバレバレで可愛すぎるんだけど。 「ゆ、指輪が……すごく綺麗で…私もいつかつけたいなって、それだけだから…」 顔を隠すように俯いた侑梨。 そこで優しい俺なんかいなくて。 ついSな俺が出てくる。 「……へぇ…その指輪さ、誰とつけたいの?」 そう囁きながら、侑梨の顔を覗き込む。 俺以外は認めてやんねぇけど。