カウンターに座ってるあたしは、少し振り向いて晴を見ていた。
晴って食べてる時、本当に幸せな顔するよね。
「桃佳ちゃんって晴を見てる時、本当に幸せそうな顔するよね!」
「へぇっ!?」
カウンターの奥から聞こえた、店長のその呟き。
あたしは驚いて変な声を出してしまった。
離れたテーブルでオムライスを食べてる3人が一斉にこっちを見る。
慌てて口を押さえて、トウヤさんとリツキさんと晴に愛想笑いをした。
良かったぁ。
店長の呟きは3人には聞こえてなかったみたい。
「そ、そりゃ、友達の幸せそうな顔を見たら、幸せな気分にもなりますよ…」
「そっか、そっか、晴と桃佳ちゃんは“オトモダチ”だもんね」
「そ、そうですよ?」
店長は自分の分のオムライスを持って、あたしの隣の席に座った。
店長のオムライスはチーズソース!
それもおいしそう……じゃなくて、近い!近いよっ!!
あたしのイケメンレーダーが危険を察知する。
イスから落ちない程度に身を横にずらしたあたしを見て、店長がプッと噴出した。
そして晴達には聞こえない様に小声で話し出す。
「でもさ、学校以外の晴を知らない桃佳ちゃんが、晴のオトモダチだなんて偉そうに言うから笑っちゃうよねー」
ちょっと小バカにした笑みを浮かべてる店長に口をあんぐり開けたまま絶句。
晴って食べてる時、本当に幸せな顔するよね。
「桃佳ちゃんって晴を見てる時、本当に幸せそうな顔するよね!」
「へぇっ!?」
カウンターの奥から聞こえた、店長のその呟き。
あたしは驚いて変な声を出してしまった。
離れたテーブルでオムライスを食べてる3人が一斉にこっちを見る。
慌てて口を押さえて、トウヤさんとリツキさんと晴に愛想笑いをした。
良かったぁ。
店長の呟きは3人には聞こえてなかったみたい。
「そ、そりゃ、友達の幸せそうな顔を見たら、幸せな気分にもなりますよ…」
「そっか、そっか、晴と桃佳ちゃんは“オトモダチ”だもんね」
「そ、そうですよ?」
店長は自分の分のオムライスを持って、あたしの隣の席に座った。
店長のオムライスはチーズソース!
それもおいしそう……じゃなくて、近い!近いよっ!!
あたしのイケメンレーダーが危険を察知する。
イスから落ちない程度に身を横にずらしたあたしを見て、店長がプッと噴出した。
そして晴達には聞こえない様に小声で話し出す。
「でもさ、学校以外の晴を知らない桃佳ちゃんが、晴のオトモダチだなんて偉そうに言うから笑っちゃうよねー」
ちょっと小バカにした笑みを浮かべてる店長に口をあんぐり開けたまま絶句。


