「いやぁ、お嬢ちゃんべっぴんさんだねー」
「えっ!?あ──っ!!」
「あ…ごめんごめん。もう1本サービスしたげるわ」
金魚すくいの屋台のおじさんがあたしに新しいポイを手渡しながら笑ってる。
べ、べっぴんさんって…。
そんなこと言われたの生まれて初めてだよ。
リップサービスだろうけど。
あたしが金魚すくいをしてる時に、おじさんにそのワードを言われて、あまりの動揺でポイを破いてしまった。
まぁ、1匹もすくえなかったのはおじさんのせいではなく、あたしの力不足なんだけど…。
「今度は晴がやってみて」
自分では無理だと悟ったあたしは、おじさんからもらったポイを晴に手渡し、すべてを託した。
さっきの女の子はすくえなくてもサービスしてもらってたけど、高校生のあたし達にそんなサービスをしてくれるとは思えない。
それに、金魚1匹じゃ寂しいと思うから…。
「えっ!?あ──っ!!」
「あ…ごめんごめん。もう1本サービスしたげるわ」
金魚すくいの屋台のおじさんがあたしに新しいポイを手渡しながら笑ってる。
べ、べっぴんさんって…。
そんなこと言われたの生まれて初めてだよ。
リップサービスだろうけど。
あたしが金魚すくいをしてる時に、おじさんにそのワードを言われて、あまりの動揺でポイを破いてしまった。
まぁ、1匹もすくえなかったのはおじさんのせいではなく、あたしの力不足なんだけど…。
「今度は晴がやってみて」
自分では無理だと悟ったあたしは、おじさんからもらったポイを晴に手渡し、すべてを託した。
さっきの女の子はすくえなくてもサービスしてもらってたけど、高校生のあたし達にそんなサービスをしてくれるとは思えない。
それに、金魚1匹じゃ寂しいと思うから…。


