「悪かった、怖がらせて…」
そっか、晴はあたしが怖がって泣いたって思ったんだよね?
違うよ…。違うの。
今朝のことから、晴はあたしのこと“どうでもいい奴”って思ってるんじゃないかって思ってたから、そうじゃないって分かって安心したんだよ。
晴はあたしの行動に腹を立てたり、心配して怒ってくれる。
それって、あたしのこと少しは近い人間って思ってくれてる証拠だよね。
女の子扱いしてくれたことも嬉しかったんだよ。
晴があたしの腕を引っ張って上半身を起こしてくれる。
晴と目線の高さが同じくらいになった。
あたしを覗き込む晴。
その手があたしの頬に優しく触れるからドクンと大きく胸がなった。
「でも、お前はいつも危なっかしい」
「へ?」
「そんなだからなんか、ほおっておけねぇんだよ」
「…へ?」
頬が勢いよく熱くなっていく。
そっか、晴はあたしが怖がって泣いたって思ったんだよね?
違うよ…。違うの。
今朝のことから、晴はあたしのこと“どうでもいい奴”って思ってるんじゃないかって思ってたから、そうじゃないって分かって安心したんだよ。
晴はあたしの行動に腹を立てたり、心配して怒ってくれる。
それって、あたしのこと少しは近い人間って思ってくれてる証拠だよね。
女の子扱いしてくれたことも嬉しかったんだよ。
晴があたしの腕を引っ張って上半身を起こしてくれる。
晴と目線の高さが同じくらいになった。
あたしを覗き込む晴。
その手があたしの頬に優しく触れるからドクンと大きく胸がなった。
「でも、お前はいつも危なっかしい」
「へ?」
「そんなだからなんか、ほおっておけねぇんだよ」
「…へ?」
頬が勢いよく熱くなっていく。


