「そうですね、私も疲れてきましたし…そうしましょう。」
「う、うん!」
伊織は少し驚きながらも
休めることに嬉しく感じた。
もしこれが松坂さんとなら絶対、休めないだろう。
伊織はそう思いながら、貝をとることに集中した。
佳子は海草もとっているらしく伊織も海草を集めることにした。
けれど、いれたはずの海草がふとバケツを見たときなかった!
伊織が慌てていると佳子が心配して近寄ってきた。
「どうしたんですか?」
伊織は青ざめながら言った。
「海草が…ない。バケツにいれた海草がない!」
すると佳子は伊織の持っていたバケツの中を見てこう言った。
「たぶんですけど、海たちに食べられてますね。」
「えっ!?貝たちって海草、食べるの!?」
「はい。残念でしたね。とりあえず、今日は終わりましょう。」
「うん!」
伊織は安堵しながら休憩に入った。



