「あ!いや。
何でもない!」


「そう?」



はぁ。
危ない危ない。


少女漫画的にいくと
こいつは危ないやつだ。



あんま
近寄らないようにしよ。






それから先生が来て
入学式も終わり、
普通の一日だった。



まさか
あの言葉が
あいつの耳に
届いてたなんて…



このときの私は
しるよしもなかった。