「…?なに言ってんだろね、海薙のやつ」 心臓が、うるさいくらいに高鳴っている。 「目が覚めてよかった。体調は平気?」 あの頃と変わらない、銀色の髪 「う、うん…!」 赤い瞳… あのときこの人が、私たちを助けてくれた… 『迎えにきたよ、里緒奈』 そう言って、抱きしめてくれたんだ。