3人が部屋に入って最初に目にしたのは、 床に倒れていた、見知らぬ女だった…。 だがよくよく見てみると、 長い黒髪以外は全てがあいつにそっくりで…いや、あいつで しばらくしてそれが斉藤本人なのだと知った。 未だ固まるオレたちとは裏腹に、 有沢さんは平然と斉藤…を抱きかかえると、そのまま優しくベッドへと寝かせる。 まるで始めから、斉藤のことなどわかっていたかのように… 「斉藤… 女だったんですか…?」 しばらくして、 ベッドへと横たわる彼女を前に、 オレはようやく口を開くことができた。