「腕…離せよ」 「一澤、 少し落ち着け。」 「…っ」 瞬間、一澤は水城を強く睨みつける。 「何をどう落ち着けってんだ!? 斉藤の身に何かあったかもしれねんだぞ!!」 呼び掛けても返事はない メシもろくに喉を通してない とすると、考えられる事態は一つなのだ。 一刻でも早く安否を確認しなければならないというのに… 未だ廊下の向こうから仲間たちが戻ってくる気配はない。