足を一歩後ろへと下げ、みんなとの距離をとった。 ドア… ドアを閉めてしまえば… そしてカギをかけたら… この危機的状況からは免れる。 もう2歩ほど足を引きずるように小さく後ずさり、 何とかドアを閉められるぶんの距離を確保した。 「せっかく誘ってくれたのに悪いけど…オレ、部屋の風呂で十分だから」 大浴場へは行かなくても、風呂は部屋でも済ませることができる。 しかも露天つきで…。