ーーーーーーーーーーーー その日の夕方 俺は何食わぬ顔して 愛優の待つ家に帰る 言えなかった 沢山人が死んでるのに 愛優が犯人だと認めたくなくて 『…刑事失格だな』 とにかく愛優を問い詰めよう 愛優の口から聞かなきゃ どうしても納得出来ない 緊張感から大きく息を吐いた俺は ゆっくり ゆっくり 自分の家の玄関のドアを開けた - ガチャ - ドアを開け靴を脱いだ結城は そのままリビングへ…