スタスタ



スタスタ



振り向く事なく歩く愛優



自宅と反対の方向へ
向かっている愛優が



どこに向かってるか全く検討が付かない



『……。』



そんな愛優の後を
気付かれない様に



恐る恐る追いかける



『…どこに向かってるんだ?』



俺が愛優の事を尾行してるのは



事件現場に居た愛優に
不信感を感じたから。



『あれ?』



愛優が公園に入って行く所を見た俺は
公園の中にある大きな木の影に隠れる



『……。』



公園には小学生位の子供が4人



遊具で
楽しそうに遊んでいる



そんな子供達に近付く愛優



" お姉チャンどーしたの?"



目の前に立っている



愛優を見た子供達の中の1人が



不思議そうに問いかけた



その瞬間










グチュ




グチュグチャグチュグチュ…




グシャッ…




愛優の腕は子供の胸に貫通



" ゔぁあぁああぁぁぁ… "



『……!?』



愛優はニヤリと笑って心臓を
俺の目の前で食べ始めた…