「もしもし。特殊事件専門部署です」



俊が電話に出てる間



結城は


コーヒーを一口飲み
大きなため息を吐く



『はぁ…』



このため息は



思うように捜査が進まず
やれやれと言ったため息



「ええっ!?わ、解りました…」



なんの話だろう
俊の驚いた声が室内に響き渡る



「ダサ男どうし…「ここから3キロ離れた○○マンションでまた事件が起きたそうです!」



『何だって!?』



カップを置き



慌てて立ち上がって俺と玲奈は



「ダサ男、留守番お願い!」



「え、あの…「結城、行くよ!」




『はい!』



俊を残し現場へ直行した