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「化け物に襲われた!?」



部署に帰って来た結城と俊は



玲奈にトイレであった出来事を話す。



『ああ、でもその子病院の入院患「やっぱり… 千紘はなんらかの黒魔術を行うつもりなのかも」



『黒魔術…』



「ダサ男。Dの本の第二章!一度読んだでしょ?」



「は、はい!えと…契約の儀において勿論署名は自分の血で行う。これで契約成立となり成立後の契約解除は無効」



「今ダサ男が復唱してくれたのはDの書の一部だけどこれは知ってるよね?」



『あ、はい…』



一度読んで丸暗記してるなんてさすが俊



俺には真似出来ない



そう思いつつ
玲奈と俊の話しを聞く



「However, a contract is canceled when CHILD Sacrifice is filled to Diable pot.」



『え?』



「や、訳すと… 但し子供の生贄を悪魔の壺に満たした時契約は解除されるって意味です」



『子供を生贄って…「さすがねダサ男♪そう。今の千紘がやってる事と被ると思わない?」



玲奈の言う通り



確かに


生贄にする為ってなると
子供を集める理由になる



けどどうして?



悪魔の契約は絶対



悪魔にとって契約は
ビジネスの様なモノ



なのに



千紘はどうして
わざわざ売り上げを減らして



契約を無効にする
必要があるんだ?