" ○○のショッピングモールにて大量の変死死体が発見されました "



お昼休み


いつも食べに来てる
職場近くの定食屋で



結城驚きの事実を知る



「うわ…またですよ。変死死体事件。最近多いですよねーしかもこのショッピングモール最近出来た所…」



TVを見てため息を吐く俊



昼飯を食べていた結城は
TVのニュースを聞いて…



思わず口の中の物を吹き出す



「わ、汚いですよ結城サ…『ここ、今日愛優が行くって言ってたショッピングモールだ』



「え、本当ですか!?」



一緒に居た俊は


立ち上がった俺を見て
自分も慌て立ち上がる



愛優は
愛優は大丈夫か!?



結城は


不安を胸に抱きながら
愛優に電話をかける。




プルルルル…





プルルルル…




"もしも…『愛優!!今どこにいる!?』




" え、電車だよ? 今帰り♪ "



『……。』



良かった生きてた



無事が確認出来
安心して肩の力が抜ける



" もしもーし結城おじチャン? "



『あ、もしもし?』



" 今日はカレーするからね♪早く帰って来て!じゃあねー結城おじチャン♪ "



『あの愛…』



ブチッ



『……。』



俺の言葉を聞かず
一方的に電話を切る愛優



元気そうなら別にいいけど…



「結城サン、依魅チャンは!?」



『あ、ああ。無事だった』



「良かった…それにしても またこの事件…」



目玉と心臓が無くなる



この事件今日で何度目だろう
亡くなった人達の事を考えて



悲しい顔をする俊



そんな中



ブーブーブー♪



今度は俊の電話が鳴り



「あ、もしもし…ええっ!?」



『どうした!?』



電話を切った俊は真っ青



「玲奈サンです。○○病院で入院中の子供達が全員消えたって…」



『は!?』



俊の言う病院まではここから車で30分。



結城と俊はそのまま
子供達の消えた病院へ行く事にした