「よーし、今日捜査すんのは子供の大好きな遊園地だっけ?テンション上がるわぁ俺♪」



『陸サンってば遊びに行くんじゃないんですから…「ははっ♪ わかってるよ。硬いなー結城は」



昼食を済ませた一同は



陸サン運転の車に乗り
とある遊園地に向かう



どうして遊園地かって?



俺も良く解らないけど



陸いわく
警察宛に看護士から連絡があったとか。



『看護士サンの話しでは居なくなった子供は、外出許可貰って家族と遊園地に行ってからおかしくなったって事ですよね』



入院中の子供が突然消えたのは2日前。



病院で不信人物の目撃もなく
突然消えたって…



「そうそう!消える前日まで見られてる見られてるって壊れたレコーダーの様に連呼してたらしいよ」


「ちょっと待って陸、それって他の被害者の子供の親御さんも言っ…『見られてるって何に見られてるんだろう』



結城の問いかけに
黙り込む陸と玲奈



「子供にしか見ない何か…」



「ゆ、幽霊系!?」



陸の言葉に目を輝せる玲奈



『玲奈サ…「もーあたしの事は玲奈で良いって言ってんでしょー。幽霊!もうあたしの憧れよね!」



「出た、玲の変な趣味」



『は、はあ… 』



「玲って心霊オカルト系大好きだからねーちなみに俺は嫌い。怖いもん♪」



『ははは…』



なんだかんだ車に揺られて1時間
結城達は目的の遊園地に到着した