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「結城サン!結城サン!」



どれだけ眠っていたのだろう



『…ん』



目を開けると病室の天井で
結城は慌てて起き上がる。



「結城サン!?」



看護士は結城の事を
心配そうに見つめる



「結城サン3日間も眠り続けてたのよ」



『玲奈は!?』



「彼女なら隣の病室に…あ、結城サン!」



" 隣の病室 "



それだけ聞いた結城は



慌てて病室を飛び出し
ふらふらした足つきで隣の病室へ向かった