「ご飯出して大丈夫ですか？昨日枯れた麦を見せて頂いたばかりでしたが」

女性は慌てて
周囲にある
籠の中の麦を手に取り。

「これの事でしょうか？」

「はいっ……それです」

「すみません、
昨日はご飯もお出し出来ず実は私は特別にご飯を
ある方から支給して頂いてご飯をお出し出来て居るんです。ですがお米を頂いて居る事は黙ってて頂けますか？」

エプロン姿の女性は何か
わけがあって、
ご飯を準備出来たのか
理由を教えて
貰えるかちょっと気になり。

「……そろそろ出かけますので、
お食事終わりましたら
そのままにして置いて置いて頂けますか？」

女性慌てて、
エプロンロンをはずし、
外に出ていった。

私は聞くタイミングを逃し、この辺りにプリズムの力を感じないか
探ることに。

今は作られた温かい食事を頂いた。

――。

「この辺りにプリズムの力があはずなんだけど」

見渡すかぎり、
畑が沢山あり枯れていて　人々のやる気を失う気持ちにさせられる気持ちになった。