「また資料室?」




やっぱり2/3くらいのプリントを持って、歩き出した翼先輩。



覚えて……たんだ。




あの日より少しだけゆっくり歩いてくれる翼先輩。





「翼先輩、好きです!」




あたしもプリントを持って、翼先輩を追いかける。



「“夢”、やっぱいい曲だよな」