その背中に、苦しいほど胸が締め付けられる。 完全なる不整脈。 そしてツバサって曲が、頭で流れていた。 苦しくて、切なくて、でも嬉しくて、ドキドキする。 そんな恋に落ちた瞬間を歌った曲。 遠ざかる彼の背中から目が離せなくて。 家に帰ってから、夢って曲を聴いてみた。 彼の好きな曲だからかな。 前よりずっといい曲に聴こえて。 今ではツバサと夢があたしのお気に入りだったりする。 彼は“大丈夫”と言っていたけれど、生徒会の先生は時間に厳しくてすごく怖い人だって、後で美紅から聞いた。