「ねえ」




その言葉と共に横に座った彼と、置かれたフルーツパフェ。



き、来た……。




「あのさ、良かったらメアド教えてよ」





こんな事は初めてで、どうしたらいいかわからない。



携帯持ってないんです、とか言えばいいのかな。


1人で慌てていると、反対の隣にドカッと誰かが座った。



乱暴に座るから、ビックリして顔を上げた。





「え!?」




予想外すぎる人物。




「翼先輩!!」