「よし!」 河合先輩とラブラブしてる美紅をおいて、1人で教室に戻った。 ペンケースを机にひっくり返した。 と、机の上に広がるカラフルなペン。 いきなりペンをバラまいたあたしにギョッとしている西原に、あはは、と苦笑いをした。 そして机の中のファイルからルーズリーフを取り出し、散らばったペンの中からミルキーピンクのペンを選ぶ。